2012/01/19 ビジネス・アナリティクスのWebマーケティングの活用(前編)
近年、高度な“将来の予測力”を武器に、経験や勘に頼らない経営の意思決定を行い高い業績や競争優位性を獲得している先行企業が存在します。まず、先行企業は、どのように“将来の予測力”を企業の経営活動に活かしているのか事例をご紹介致します。
(図表1)先行企業の事例

(図表1)に示されるように、先行企業に共通する視点は、精度の高い将来予測を行っていることです。このような精度の高い将来の予測は、ビジネス・アナリティクス(以下、BA:Business Analytics)で支援がなされています。
BAとは、「データを活用して未来を予測し、ビジネスを最適化させる」仕組みのことです。従来、企業では、経営の意思決定を行うため、企業内に蓄積されたデータを活用し、ビジネス・インテリジェンス(以下、BI:Business Intelligence)で現状の把握を行ってきました。しかし、過去のデータを用いて集計するだけのBIは、"以前何が起こっていたか?"、"今何が起こっているのか?"などの発生した事象の把握や問題個所の特定などの「見る」「知る」ことしかできず、単なる"見える化"で終わってしまいます。今後、企業の武器となり得るのは、"次に何が起こるのか?"、"最適な対処法は何か?"などの分析による知見であり、精度の高い将来予測です。(図表2)に示されるように、BAでは、従来のBIツールの武器であった「見る」「知る」という視点に加えて「予測する」ということが可能です。
(図表2)BAの領域

上記において、BAを活用することによって高精度な予測を行えることが分かったと思います。では、企業の業種において、高精度な予測を必要とする業務には、どのようなものシーンがあるのでしょうか?(図表3)は、業種別予測事例をまとめたものを図示化したものです。(図表3)の業種別予測事例以外においても、企業には、高精度な予測を必要とする業務が多数散見されます。しかし、企業では、データをただ大量に「収集」し、それらを「調査・報告」するだけにとどまっているのが実状でしょう。弊社では、「データこそ金脈」と捉え、BAを活用し他社に勝る競争優位性の確立を推奨しております。
(図表3)予測分析事例 業種別一覧

後篇「ビジネス・アナリティクスのWebマーケティングの活用(後編)」(2012年2月下旬公開予定)へ続く


