就職活動を行っていた時は、Webに限らず、自社で作った「制作物」でビジネスの場面や人々の生活に役立てるような仕事を見ていました。
いろいろ業界を研究していくうちに、Webやアプリという媒体そのものの可能性の広さに惹かれ、就活対象をWeb系の制作会社やサービス会社に絞りました。さらにその中に、社内にデザイナー、プログラマー、システムエンジニア、コンサルタントなど、各分野のプロフェッショナルが揃っているという体制の会社があることを知り、とても興味を持ちました。
さまざまな立場の人の考えを身近に触れることができて、早く成長できそうな環境で更に絞っていくと、最終的にこちらに入社することを決めました。

入社してしばらくは先輩の補佐をしていたのですが、1年目の秋ごろ、はじめてあるWebサイトのスマートフォン対応という仕事をメイン担当で行うことになりました。

スマートフォン用のWebサイトとPC用のWebサイトとでは意識する点が異なるだけでなく、両者のシステム連携も考慮しなければいけませんでした。
当時の自分にとっては考えることが多くてあたふたしていましたが、先輩や他の職種の同僚からいろいろ意見をもらいながら最後までやり遂げました。
お客様からも他のプロジェクトメンバーからも良い反応をもらえて、嬉しかったのをよく覚えています。

今考えると規模はそんなに大きくない案件でしたが、周りの智恵を吸収して活かすという仕事の進め方を身につけたことと、仕事で人に喜んでもらえた達成感をあの時期に経験できたことは、とても良かったなあと思います。

気負いすぎないことが大事かなと思います。

就活をしているそれなりに長い期間、たくさんの刺激を受けて、様々なことを感じていると思います。
その中で、以前考えていたことに違和感を覚えたり、何がしたいのかを見失ったり、というのは自然なことです。そこで一旦立ち止まって、自分の思いを見つめなおしたり、とりあえずやりたいことを列挙してみたりするのも良いので、迷いの段階に突入したことをあまりネガティブに捉えず、気楽に受け入れるといいかなと思います。